注文住宅の主なローンの種類

固定金利タイプと変動金利タイプ

注文住宅を購入する際に、多くの方が利用するのが住宅ローンです。もっとも、住宅ローンには様々な種類があるため、その中から自分に合うものを見つけるのは必ずしも容易ではありません。そこで、ここでは住宅ローンの大まかな種類を紹介していきます。まず押さえておきたいのは、固定金利タイプと変動金利タイプの2種類です。固定金利タイプというのは、あらかじめ定められた期間中は住宅ローンの借入金利が変動しないもの、変動金利タイプというのは市場金利に合わせて金利が変動する可能性があるものです。固定金利タイプはさらに、借入期間中は金利が固定されている全期間固定型と、5年や10年といった一定の期間だけ金利が固定されている一定期間固定型の2種類に分けられます。

金利を組み合わせるタイプ

住宅ローンというと、固定金利タイプと変動金利タイプの2種類しかないと思われがちですが、金融機関によっては、複数の金利タイプを組み合わせて契約できるミックス金利タイプの商品を提供しているところもあります。このタイプの商品を利用すれば、例えば、3,000万円を借り入れる場合に、1,000万円を固定金利で借りて、残りの2,000万円を変動金利で借りるといったことが可能になります。なるべく金利の上昇リスクはとりたくないものの、変動金利タイプの低い金利水準も捨てがたいといったような場合に有力な選択肢になるでしょう。なお、固定と変動のミックスだけでなく、5年固定と10年固定といった異なる一定期間固定金利タイプを組み合わせて契約するというやり方も可能です。

設計事務所では、建築士が建物を建てる土地や近隣の調査などをして企画し、発注者の希望に合わせた設計をします。また、建築申請などの手続きや、工事が始まってからの監理などもおこないます。